ピアニストの白高律稀はある日突然、原因不明の手の震えによりキャリアを断たれてしまう。 ピアノのみに人生を捧げてきた彼は、絶望から立ち直るべく、たまたまチラシで見かけたごみ屋敷専門の清掃業者「断捨離パラダイス」で働くことを決意する。
破天荒な上司と、様々な事情を抱えた依頼者たち。
華やかな世界から一転、律稀は想像を絶する世界を目撃していくことになるのだった。 6篇のエピソードからなる新機軸の断捨離人情喜劇。

篠田諒

1996年9月1日生まれ、神奈川県出身。
ｄTV『眠れる真珠』（15/廣木隆一監督）でデビュー。
主演短編映画『追憶ダンス』（16/土屋哲彦監督）では【FOXムービー短編映画祭2016】にて審査員特別俳優賞を受賞。
主な出演作品は、『人狼ゲーム プリズンブレイク』（16/綾部真弥監督）、『クローゼット』（20/進藤丈広監督）、『サマーフィルムにのって』（21/松本壮史監督）、NHK『アシガール』『シューカツ屋』、KBC『福岡恋愛白書14 天神ラブソング』など。

北山雅康

1967年生まれ、京都府出身。
主な出演作は、映画『男はつらいよ　シリーズ』(監督：山田洋次）、『岬の兄妹』（19/監督：片山慎三）、『僕はイエス様が嫌い』（19/監督：奥山大史）、『すくってごらん』（21/監督：真壁幸紀）、『梅切らぬバカ』（21/監督：和島香太郎）、『流浪の月』（22/李相日監督）など。

泉谷しげる

1948年生まれ、青森県出身。
1971年にライブ・アルバム『泉谷しげる登場』でフォークシンガーとしてデビュー。
俳優業、バラエティ番組への出演、コメンテーター業、絵画の製作、「キッチンライブ」と題した料理関係の活動も行っておりこちらも高く評価されている。

武藤十夢（元AKB48）

1994 年 11 月 25 日、東京都生まれ。生島企画室所属。
元 AKB 48。成城大大学院経済学研究科修了。19年に気象予報士に合格。
2023年4月より、NTV「DayDay.」火曜日に出演。ファイナンシャル・プランニング 2 級技能士、防災士の資格も有し、セミナー等の活躍の場を広げる。また舞台・映画・ドラマと、俳優としても活躍。

関岡マーク

1991年12月29日生まれ、フィリピン出身。福岡東峰村在住。
10人組エンタテインメント集団・10神アクターの元メンバー。
福岡を拠点に活動する画家・ダンサー・俳優。
2014年に「もう一度、クリスマス・イブ」にてドラマデビュー。
俳優としてだけではなく、現在はアーティストとして個展を開催するなど多方面で活躍中。

中村祐美子

1989年生まれ、東京都出身。
2017年にTBSドラマ『赤かぶ検事奮戦記』(石原興監督)で俳優デビュー。
2018年からは、J-WAVEでレギュラー番組を担当した。主な出演作は、『さんかく窓の外側は夜』(21/森ガキ侑大監督)、『ホムンクルス』(21/清水崇監督)、『夜を越える旅』(22/萱野孝幸監督)、『シャイロックの子供たち』（23/本木克英監督）、ABC『必殺仕事人』、MBS『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』など。

堤幸彦
映画監督・演出家

掃除をする映画なのに
こんなにも泣けてしまうのはなぜだろうか。
自分の周りに似たような人がたくさんいるからか、
いや、
私も捨てられないものを選んで求めているからか。
映画が鏡になってそこに映っている
自分とこの世、、、

天才萱野監督が創り上げたそんなフィードバックする映画「断捨離パラダイス」

結果、見終わってとても「幸福」になれるのだった。

清水崇
映画監督

何だか、ホツホツ…と面白い。何故か、ホツホツと…感じた。
癖ある日常的な人々をずっと見ていたくなった。羨ましくなった。
狙いは定まっているけど、押しつけがましくない、画と構成。
細かな拘りとゆる～く駄目なキャラクター、美術と品々。
小気味良く、気の利いた萱野ワールドに浸って心をととのえよう！

森谷雄
ドラマ・映画プロデューサー

『夜を越える旅』から『断捨離パラダイス』への振り幅は萱野孝之監督の恐ろしい才能を感じさせる。
その頭の中を覗いてみたくなるほど刺激的でドラマチック！
泉谷しげるを始めとする俳優陣の魅力を引き出しながら、圧倒的なカヤノワールドを見せつける。

津田寛治
俳優

こんなにゴミを美しく撮った映画は初めて観ました(笑)。
余りに美しすぎて、ゴミの定義とは一体何だろうって考えたほどです。
その人にとって凄く大事なものでも他人にとってはゴミだったり、他人からすると凄く高価なものでも、その人にとってはゴミだったり…。
ゴミの定義は難しいですが、捨てなければ手に入らない大事なものもあることをこの映画に教えてもらいました。

名塚佳織
声優

自分で選択し決断することは人生において何度も繰り返しやってきますが、毎回必ず上手に乗り越えることはとても難しい。
うまく行かない時は逃げたくなるし、隠したり無かったことにしまえば、その時は楽になる…。
でもそれは瞬間的なもので、根本的解決にはならないことを気づかせてくれる作品。
そして、家族の繋がりの脆さも…。
産まれ、出会い、共に歩み、手に入れ、重ねてきても、いつかは終わりに向けて全てを手放していかなければならない。
子育てをしながら懸命に今を重ねている私には、少し重く…しかしながら、それを前向きに捉えさせてくれる作品でした。
この作品と出会えたことに感謝します。

藤田晋
起業家

ゴミの映画を観て「自分らしく生きるとは何か？」を考えさせられるとは思わなかった。
全部見終わったところでそんな疑問もスッキリ断捨離できました。

髙島宗一郎
福岡市長
福岡フィルムコミッション会長

ゴミ屋敷という重たいテーマがテンポよく、コミカルに描かれている。 観終わった後は、すっきりとした清涼感で満たされる映画。 このような素晴らしい映画が、オール福岡ロケで、監督や撮影スタッフのほとんどが福岡の方で製作されており誇らしく思う。

田丸雅智
ショートショート作家

清掃は、はじまり。それを強く感じさせてもらえる作品でした。
清掃業者である彼らが本当に清掃しているものは、何なのか。
鑑賞後は、はじまりの先に広がっていくであろう光景に思いを馳せつつ、長い余韻に浸りました。

東紗友美
映画ソムリエ

負の感情を手放すには断捨離が1番!
今の自分に納得がいかない時ほど 変身できると信じて 買い物に走ってしまうけど 実は捨てることこそ 自分を変えてくれる近道なのかもしれません。
心地よく生きるためヒント、いただきました! 笑顔と優しさの断捨離パラダイス、この業者実在しないかなあ~。絶対依頼するのに!

土屋哲彦
映画監督

クセ強めだけど憎めない“捨てられない”人たち。
各々の、捨てることの痛みと、その選択の先にある清々しさ。
そんなビフォーアフターを、俳優たちの顔や声に感じられて、爽やかな気分になりました。
まさに断捨離映画。スッキリ！

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